2010年09月09日

最も危険な5つのこと

興味深い記事を見つけました。子どもの安全について、親のもつ考え方と実態がいかにかけ離れているかを説明した記事です。こちらに原文があります。

5 Worries Parents Should Drop, And 5 They Shouldn't

最もわかりやすいのが、次の部分。引用します。ちなみにこれは、The Paranoid Parents Guideの著者であるChristie Barnesさんの研究によるものだそうです。

親が心配する危険性の上位5位
  1. 誘拐
  2. 学校での銃撃事件
  3. テロリスト
  4. 不審者
  5. 麻薬・覚せい剤など

一方、子どもが実際に遭遇する危険の上位5位
  1. 交通事故
  2. 顔見知りや近親者による殺人
  3. 虐待
  4. 自殺
  5. 水難事故



このブログで何度も繰り返し力説してきたとおり、実際には不審者による危険性はトップ5に顔を出しさえしていないのです。不審者以外の殺人が2位に入っているのはさすがにアメリカならですが、これは「不審者対策」では防げません。むしろ怖いのは、不審者ではない人による虐待でしょうね。「自殺」がそこに関係してくるケースも十分に考えられます。

ということで、最も理性的な親のとるべき対応として、「シートベルト着用」と「ヘルメット着用」をChristie Barnesさんは推奨しています。「あまりにありきたりかもしれないけれど」それが最も合理的な子どもの安全対策のようですね。



posted by 松本 at 13:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 参考資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
元記事をざっと読んできましたが、あれでは「いかのおすし教育をされた」子供がどれだけ脅威を回避できたか、と説明文を付けても人を騙せそうです。

率直に言ってあのような牽強付会な言説を取るバーンズ某が誠実な人物であるとは思えません。

ここまで書いてこのブログが長いこと更新されていないことに気がつきました。

もったいないのでとりあえず送信しておきます。
Posted by at 2014年11月17日 00:25
コメントありがとうございます。
ご指摘のようにブログの更新が止まっていますので、御返事遅くなりました。
実際、(私も含めて)牽強付会な言説は多いものです。問題になるのは、それに子どもたちが振り回されることだと思います。少なくとも現在の学校教育における矛盾(一方で人を信じることの重要性を解きながらもう一方で「いかのおすし」を強調する)は、子どもにとって決してよいことではないと考えております。
Posted by 松本 at 2014年12月11日 12:42
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