2010年04月12日

教科書にまで! 「いかのおすし」

読売新聞の報道によると、「いかのおすし」は、ついに教科書で教えられることになったようです。

[生活・音楽]防犯意識を強調
 生活では、犯罪から身を守る意識を強調する教科書が目立った。
 「(付いて)いかない」「(車に)のらない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「知らせる」という不審者への対応を5項目の頭文字でつなげた標語「いかのおすし」は三つの教科書に登場した。入学後に学校生活に適応できない「小1プロブレム」解消のため、遊びを中心とした活動を授業につないでいく試みもあった。
 音楽では、扱う楽器で和楽器が新指導要領で明記され、琴の弾き方も取り上げられた。また、沖縄の音楽を特集し、独特のリズムと音階を使って節を作る内容を扱った教科書もあった。
2010年3月31日 読売新聞

教科書は、多くの人が制作に携わるものです。本来中立とは言いながら出版社の立場によって実際には様々な思想・信条を反映した教科書が存在するのは現実ですが、それでも、多くの人の手を経ることによって、あまりに極端な考え方が表面に出ないようになるものです。

しかし、「いかのおすし」は、常識では理解できない極端な排除思想です。教科書編集に携わった多くの人の誰一人としてそれを気にしなかったというのは、背筋が凍るほどの怖ろしい状況だといえます。

「学校とはそういうものさ」「教科書とはそういうものでしょう」と、肩をすくめることもできるかもしれません。けれど、単純に一人の大人として、私はこういった思想を子どもに伝えることを恥ずかしいとおもいます。自分自身が人間として、恥ずかしいのです。

私は、自分自身の恥辱を雪ぎたいというその個人的な思いをもとに、引き続き「いかのおすし」批判を強めていきたいとおもいます。
posted by 松本 at 21:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 参考資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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