2009年10月28日

「いかのおすし」へのいくつかのまなざし

「いかのおすし」に正面切って反対しているのは(それが生ぬるいとする私とまったく異なる立場を除けば)、私ぐらいしかいないように思います。そういう状況に寒気を覚えるわけですが、しかし、正面切って反対とは言わないまでも、「おかしいんじゃない?」と感じる人ならいないこともないようです。

こちらのブログでは、
数日前、我が社宅の敷地内で不審者が目撃されたらしく、
「気を付けましょう」という主旨の (社宅内) 事務連絡あり。
不審者の特徴として、
・サラリーマン風
・スーツ姿
・黒のカバン持参
などが挙げられてて、
それとおぼしき人物を見かけたら、すぐ交番へ!
とビックリマークまで付いてたんやけど、
そもそもここ社宅やから、住人みなこれに該当するんじゃ…?
などと思ってしまった俺は、(中略)
また、その中で謳われている『いかのおすし』ってやつも
個人的にどうもピンと来んくって。(後略)

という感想が述べられています。「不審者」をあまりあおりたてると、「住民みなこれに該当する」というようなことになります。結局、子どもに「大人は信用するな」と伝えるのと同じ効果しか生みません。これは悲しいことです。

また、こちらのブログでは、
子供の安全を守るために家庭でこの合言葉を交わしましょうと告知する上越市の不審者情報ページ。このページにジャンプする前に、「いかのおすし」からどんな安全対策が浮かぶか想像できる考えて欲しい。果たして、「いかのおすし」が「安全対策」を連想させるキーワードとなっているのだろうか?謙信公が泣いている。

というエントリーがあります。この方は、はっきりと「いかのおすし」を批判しておられるわけです。ただし、その批判の内容が、多く見られる「覚えにくい」といった程度のものなのか、私と同様に「このような指導は子どもに悪影響を及ぼす」と考えてのことなのか、あるいはまた、「これでは手ぬるい」というものなのかまではわかりません。

「いかのおすし」的教育は、不安社会を生み、子どもの安全をかえって脅かします。そのことに多くの人が気づいてくれることを願ってやみません。

posted by 松本 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 参考資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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